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18世紀のカフリンクス<カフリンクスの歴史>
日本では一般的にカフスと呼ばれていますが、欧米では広くカフリンクス(Cuff Links)と言われ、古くは17世紀のヨーロッパ、特に英国の上流階級で使われ始めました。 その後、瞬く間にヨーロッパ諸国に伝わり、18世紀にはアレキサンダー・デュマの小説「モンテクリスト伯」にもフレンチ或はダブルカフスの表現が見られます。


19世紀も後半になりますとカフリンクスも工業生産が始まり、価格もずっと手に入りやすいレベルになり、20世紀に入り貴族・上流階級から急速にビジネスに携わる人々の世界にまで普及し、男性のみならず女性の間でも使われるようになりました。
そして今日ではデザインや素材も多様化し、ビジネス・シーンのみならずカジュアルシャツにもマッチするエレガントなアクセサリーも提供され始め、身近にカフリンクスに接する機会も増え、広く世界中で愛用されています。

現代のカフリンクスカフリンクスは文字通り、袖と袖を取持つ「絆」ですが、グローバルな「絆」をもたらす一品として末永くご愛顧いただければ幸甚です。