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①3D CADによるデザイン
まず、3D CADを駆使してカフリンクスのデザインを作成します。 左の写真は3D CADの画面で、カフリンクスを色々な角度からところです。 また、プロジェクトマッピングが出来るので、カフリンクスの出来上がりのイメージが掴めると思います。

②3Dプリンターによる出力
3D CADによりデザインされたカフリンクスの3Dデータを3Dプリンターに転送し、3Dプリンターよりカフリンクスの原型を出力します。 ジュエリーなどを出力するプリンターは20~30ミクロン(1ミクロン:1mmの1/1000)程度の薄さの積層を積み重ね、立体に仕上げていきます。


③鋳造工程(その1)
3Dプリンターから出力された原型を鋳型に入れて、まずはシルバー925の金属で鋳造します。 この鋳造際、②で作られた原型は溶けてなくなってしまいます。
その結果、鋳造されて出てきたものが右の写真で、よく見ると鋳造した時に金属を流した込んだ跡(湯口)といわれる突起物があるのが判ります。


④ゴム型の作成
③で出来たシルバーのオリジナルの原型についた湯口をヤスリで削り、全体的に綺麗に磨き、原型を複数個、作成できるようにゴム型を作成します。


⑤ゴム型から一対のカフリンクスを作成
ゴム型を作れば、同じものを何個でも作成することが出来るようになります。


⑥研磨作業
⑤で作成された一対のカフリンクスを日本の職人さんがヤスリや研磨材(バフ)などを使い、丁寧に仕上げて行きます。

⑦完成
以上の作業を経て、やっと一対のカフリンクスの完成となりました。

末永くご愛顧いただければ幸甚です。


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